勃起不全の中でも若い世代を中心に増えているのが「心因性ED」。心因性EDではカウンセリングによる治療が実践されているケースも多いです。

カウンセリングによる治療

心因性EDに悩む男性

EDにはいくつかの種類があるのですが、その中でも近年多くの方が陥ってしまっているのが「心因性ED」です。

心にかかるプレッシャーやストレスが原因で起きてしまうEDです。

たとえば前回勃起がうまく行かず性行為が失敗した、パートナーに愛想尽かされやしないだろうか。次は失敗できないから不安だ…とか、実際性行為中に勃起しない事に女性から心無い言葉を受けてしまった…となるとそれは大きなストレスとなるでしょう。

緊張や不安といったストレスは性行為そのものを怖いものにしてしまうかもしれません。

しかし本来、性行為とは楽しく幸せな行為のはずです。

こんな緊張状態では勃起するものもしないかもしれません。

実は勃起のメカニズムとして自律神経は大きな役割を持っています。

五感から感じた性的興奮を脳は陰茎へと伝えるために神経を使います。

このとき、自律神経が「交換神経」か「副交感神経」かで、脳の命令が陰茎へと至るか否かというのが分かれて来るのです。

副交感神経が優位であれば問題なく陰茎まで命令は伝わりますが、交感神経が優位になっていると命令は正常に伝わりません。

これらはスイッチを入れるように切り替わるのですが、その要因とはストレスにあります。

ストレスがかかっている状態では交感神経が優位に、反対にリラックスしている状態では副交感神経が優位になっているのです。

心因性EDではそのようなストレスによって交感神経が優位になってしまう状態の事をいうのです。

治療薬で自信を取り戻し改善の兆しが見える男性

心因性EDには軽度のものならさほど苦労せず改善する事もできる場合があります。

たとえば、以前の性行為ではうまく行かなかったけど今回はどうだろうという時、緊張で最初は勃起しないかもしれませんが、うまく勃起できたならそれで自信が付き改善されるということもあります。

バイアグラなどのED治療薬にはそういった効果も期待できます。

しかし、もっと深いもの。

たとえば自分自身でも気が付いていないような、幼いころのトラウマなどが原因で起きてしまうEDは「深層心因ED」といい、カウンセリングによる治療や必要になります。

いわゆる心理療法と呼ばれるものです。

カウンセリングというのは現実的な問題を解決するというものではなく、今あなたが何に苦しんでいるのか、どういった心構えをしたらいいのかを一緒に考えることで心の重みを軽減するというものなのです。

カウンセリング療法自体に副作用はありません。

一緒に話をして気持ちを落ち着けていきましょう。